すきっぱの部分矯正と全体矯正

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すきっぱの部分矯正と全体矯正

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すきっぱの部分矯正と全体矯正

すきっぱの部分矯正と全体矯正

こんにちは、大阪の阪急茨木市駅前のみやの矯正・小児歯科クリニックです。

今回はすきっぱの矯正治療について、部分矯正と全体矯正の治療例についての説明します。

 

部分矯正のメリット

①治療期間の短縮

歯並び矯正にて全体の噛み合わせを改善する場合、一般的には2年~3年くらいかかることが多いです。

部分矯正の場合は、全体の歯列を動かすより治療期間がかなり短くなり、一般的には4ヶ月~1年位で終了することが多いです。

②費用が抑えられる

全体的な歯並び矯正の場合は、トータルすると約100万円前後かかることが多いですが、部分矯正の場合は10万~30万円くらいの費用となることが多いです。

 

部分矯正のデメリット

①噛み合わせを改善することは難しい

全体的な歯並び矯正の主な目的は噛み合わせの改善となります。一方で部分矯正の場合は、歯のねじれやすきっぱなど局所的な問題にのみアプローチするので、噛み合わせ自体を改善することはできません。

②方法が限られている場合がある

歯の動かし方だけでなく、コストや治療期間などの制限もあるため、治療方法が限定される場合があります。

③安定性が悪い可能性あり

すきっぱの原因として、下顎の突き上げといった全体的な噛み合わせも一つの原因で起こっている場合があります。その原因に対するアプローチが部分矯正の場合できないので、治療後の安定性が悪いことがあり、その場合は通常よりも保定のためのリテーナーの使用が重要となります。

 

治療例①:部分矯正

 

当初はダイレクトボンディングを希望され来院されました。

元々の歯が大きく、ダイレクトボンディングを行うとさらに歯が大きくなってしまうことや、歯の角度が「ハ」の字になっているため、歯軸の改善とすきっぱの改善を部分矯正で行う方法を説明したところ、部分矯正を希望されました。

噛み合わせの改善は行っていないため、治療後の保定装置の使用も重要となります。

裏側からの固定の装置やマウスピースの保定装置も使用していただく必要があります。

費用はトータルで約15万程度でした。

 

 

 

治療例②:部分矯正

先ほどの例と同様、当初はダイレクトボンディングを希望され来院されました。

噛み合わせが深くダイレクトボンディングを行うとダツリリスクが高く長持ちしない可能性があること、部分矯正にて治療を行う方法を説明したところ、部分矯正を希望されました。

噛み合わせの改善は行っていないため、治療後の保定装置の使用も重要となります。

上顎の6前歯のみの装置装着となるため、前歯の部分に元々あった隙間は3番目と4番目の歯の間に残るようになります。

費用はトータルで約20万程度でした。

 

治療例③:全体矯正

すきっぱだけでなく、全顎的なアプローチを行った症例です。

正中離開と呼ばれるすきっぱの原因として上唇小帯と呼ばれる筋や歯茎(歯肉)の問題であることがあります。歯肉のせいで後戻りがしやすいことがあり、歯肉切除や歯周靭帯の切除、上唇小帯切除を行うこともあります。

部分矯正に比べ、費用や期間はかかるものの、噛み合わせの改善も行っているため治療後の安定性も良いです。

費用はトータルで約90万程度でした。

 

 

上記症例は症例の一部であり、患者様にそのまま症例の治療方法やお話を適用できるわけではありません。必ず検査・診断を行い、患者様に合わせてお話させていただきます。

大人の方の部分矯正は平日午前中のみ予約が可能です。平日の午後診や土曜の診療は大人の方の部分矯正治療は対応しておりません。

 

お子さんの生え変わりや歯並びのことなど、ご不安な点や、気になる点があれば一度ご相談ください。

茨木、その他北摂地域からもご来院いただいております。

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