混合歯列期(6歳～11歳くらい)によくある問題②永久歯の先天性欠如

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子供の歯列の問題②永久歯の先天性欠如

こんにちは、大阪の阪急茨木市駅前のみやの矯正・小児歯科クリニックです。

前回のブログは、レントゲン写真によって上顎犬歯の埋伏をチェックする必要があるという内容でした。今回もレントゲン写真を撮ることによって発覚するよくある問題点です。

 

それは永久歯の先天性欠如です。

 

乳歯は永久歯に生え変わるもの・・・と思っていませんか？

2010 年の小児歯科学会の大規模な疫学調査の報告によると第三大臼歯(親知らず)を除く永久歯の先天性欠如の発現頻度は10.09％と報告されています。なんと10人に1人もの方が、永久歯が少ないことがわかったのです。

実際の臨床現場においても、歯が少ない患者様に遭遇することは珍しいことではありません。その中には1本だけ少ない方もいれば、複数本少ない方、また前歯が少ない方もいれば、奥歯が少ない方もいます。(赤い矢印が先天性欠如の場所です)

矯正治療を行うにあたり、本来あるべき永久歯が少ないことによって、治療のゴール設定が変わり難易度も高くなってしまうこともあります。永久歯が少ないことが早期にわかれば、それを見越したうえで治療を行うことで、問題を複雑化させずに済ませることができることも多いです。

当院では、先天性欠如や、前回ブログの上顎犬歯の埋伏といった問題を見逃さないためにも、レントゲン写真撮影の検査を行います。

 

お子さんの歯の形や生え変わり、歯並びのことなど、ご不安な点や気になる点があれば一度ご相談ください。

茨木だけでなく、吹田や箕面、高槻からもご来院いただいております。

 

矯正治療に特化したむし歯治療やクリーニングもできる歯科医院

みやの矯正・小児歯科クリニック　大阪府茨木市別院町4-15 別院町・掛谷第6ビル1F