矯正治療と親知らずについて

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矯正治療と下顎の親知らずについて

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矯正治療と下顎の親知らずについて

矯正治療と下顎の親知らずについて

こんにちは、大阪の阪急茨木市駅前のみやの矯正・小児歯科クリニックです。

親知らず(智歯・18歳臼歯)の状態によって、矯正治療での対応がかわってしまうほど親知らずと矯正治療は深い関係があります。今回は親知らずについてお話していきます。

 

親知らずとは

親知らずという言葉は多くの人が耳にしたことがあると思いますが、なぜ親知らずというかご存知ですか?

Wikipediaによると「赤ん坊の歯の生え始めとは違い、親がこの歯の生え始めを知ることはない。そのため親知らずという名が付いた」とのことです。英語では、物事の分別がつく年頃になってから生えてくる歯であることに由来しwisdom tooth といいます。

歯は前の方から何番目という呼び方をしますが、親知らずは、前から数えると8番目の歯となります。親知らずは10代後半から20代前半に生えてくる人が多いようですが、すべての人に生えてくるわけではなく、上下左右の4本が揃わなかったり、スペースがなく横向きに生えてきたり、形態異常であったり、歯の中では一番の多様性を持ち合わせているため、状態によって対応方法が変わります。智歯や18歳臼歯などとも呼ばれます。

 

親知らずは絶対抜歯しないといけないの?

下の写真のように顎が大きく親知らずまできちんと収まる方は抜歯が必要とならないこともあります。

しかし、ほとんどの方が親知らずなど収まるスぺースなどは到底なく、抜歯が必要となることが一般的です。

 

親知らずが使用できる可能性がある場合

下の写真のように本来であれば親知らずが収まるスペースがない方でも、矯正治療にて違う歯を抜歯し奥歯のゆとりができると親知らずが使用できる可能性があります。

 

下の写真のように手前の12歳臼歯にトラブルがある場合は、手前の歯を抜歯して親知らずを引っ張り出して使用することもありますが、矯正治療はすごく大変になります。手前の歯にトラブルがなければ基本的には親知らずを抜歯するcaseです。

親知らずを抜歯しないと

スぺースがない方は、高い確率で横を向いてしまい自然な萌出は見込まれません。

 

少ない確率で大きなトラブルになる

トラブル①手前の歯につきささってくるように手前の歯を吸収してしまいます。

トラブル②手前の12歳臼歯(7番目の歯)を押してしまい手前の歯もいがんでしまう。

トラブル③親知らずの周囲が嚢胞化してしまい、顎の骨を溶かしてしまう。

 

上記以外の問題が起こることもあり、スペースがない方にとっては親知らずを置いておくことにメリットがほとんどなく様々なトラブルの原因となってしまうため、当院では下顎の親知らずに関しては基本的に早期の抜歯を提案することが多いです。親知らずはお口の中からはどのような状態かわからないため、レントゲン写真にて確認することとなります。

 

お子さんの生え変わりや歯並びのことなど、ご不安な点や、気になる点があれば一度ご相談ください。

茨木だけでなく、吹田や箕面、高槻からもご来院いただいております。

矯正治療に特化したむし歯治療やクリーニングもできる歯科医院

みやの矯正・小児歯科クリニック

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